2019/08/05削除

晴れ気分

貧困

貧困が大きな問題になってきています。15%の子どもが貧困だと言われています。子どもが貧困だということは、親も貧困だと言うことになります。ではなぜ親が貧困になるのでしょうか?それは稼げる職業が少なくなってきているからです。国際的な競争力をつけるためにグローバルスタンダードが進んで来ました。それで給料を安く抑える必要があるため、稼ぎにくくなっているのかもしれません。これはグローバルスタンダードという流れにおいては仕方がなかったのかもしれません。

人件費を低く抑えてものを作っていかないと、企業が世界との競争に勝っていけないと言われていますが本当でしょうか。確かに日本の製造業も安い賃金も求めて海外に生産拠点を移してきています。それで日本には製造工場が少なくなってきていますね。しかし、自動車の大メーカーでは収益を上げ続けています。この企業の成功は一般人の犠牲の上に成り立っているのです。法人税にしてもそうですが、世の中強いものの都合の良いような世界が作られています。だんだんとその傾向が強くなってきています。

企業の成功を末端で支えているのは低収入の労働者です。この過程は夫婦共稼ぎでやっと生活が成り立つくらいで、奥さんが出産すると収入が減るのでさあ大変。という状況になります。また、どういうわけかこのような家庭は子沢山が多いのです。貧困だと習い事や学費にお金が回りませんから、子どもの給料を多くもらえる職業につきにくく、貧困の連鎖が続いていくのです。


日本の子どもの貧困率

2017年6月27日に、厚生労働省が最新の貧困率(相対的貧困率)を発表しました。それによると、今回の調査対象2015年の段階では3年前2012年に調査した時よりも貧困が改善されたと言うデータが出ました。今までは「6人に1人」だったのが「7人に1人」になったとのことです。これが本当であればとても喜ばしいことですが、子供の貧困ということを知ったのは最近ということもあり、本当かな?と個人的には考えてしまいます。どうして貧困率が減ったのかと言うと、親の所得が上がったのが原因のようです。そんなに給料が上がったと実感できているのでしょうか?何かの数字のとり方を変えたと言うようなことでないことを祈ります。それにしても、依然として貧困世帯は少なくないと言うことです。子供にはせめて満足な教育を受けさせてあげたいです。

 

世界の貧困

世界の貧困は日本とは比べ物になりません。データが取れている125か国の統計で、7700万人の子どもたちが小学校へすら行くことができないでいるのです。日本では小学校、中学校が義務教育とされていて、就学率はほぼ100%と言われています。これに対し開発途上国では、小学校の就学率が平均して85%、中学校が49.5%とかなり低くなっています。これらの子どもたちが学校にいけない理由は、授業料代や教科書が買えないという理由があります。それと、子供も貴重な労働力となっていて、学校に行かせてもらえない、また、近くに学校がないというさまざま理由があります。

 

貧困の定義

貧困の定義がちょっとややこしい。「子どもの貧困」は相対的な貧困のことで、国民の可処分所得の中央値(244万円)の半分(122万円)を下回っている世帯の子供と言うことになリます。世帯でですからね。月に10万円なら、家賃を安く見積もって5万円として、残り5万円。3人家族としても、光熱費、携帯代、などを引いたら食費なんていくら残るのでしょうか。2万円残るでしょうか。これには洋服代は入っていません。子供なのですぐ大きくなります。服全身×オールシーズンなので、子供の洋服代も馬鹿になりません。子供のうちは運動量が多いので服はボロボロになるし、靴だって直ぐに小さくなります。本当に苦しいことが分かります。