2019/08/05削除

晴れ気分

健康保険

健康保険は日本が世界に誇ることのできる素晴らしい制度です。国民皆保険ということになっています。皆保険というのは「みんな」という漢字で書き、すべての人が保険に入るということです。これは日本人全てが何かしらの健康保険に入って、病気や怪我をした時に、誰でも健康保険を使って医療を受けられるという制度です。このような素晴らしい制度は日本にしかありません。海外にはお金がなくて病院にかかれないという人がたくさんいます。病院に払う医療費は健康保険を使うと、全体の7割を負担してくれます。残りの3割が患者負担です。

高額の医療になってくると、高額療養費制度というのがあって、この3割の負担をさらに軽くしてくれます。その他企業などを退職して2年間任意継続被保険者制度というのがあります。これは定年退職をした後など、すぐに国民健康保険に移ると保険料がすごく高くなってしまいます。国民健康保険の保険料は前年の収入に対して決まることになっているからです。それで任意継続制度に入ると高い国民健康保険の保険料を払わずに、今まで会社で払っていた健康保険を継続して使うことができます。2年間任意継続を続けている間に収入が年金だけとかになると、収入が少なくなるので、国民健康保険に入っても健康保険料は以前と比較して安くなります。



 

退職後の健康保険

上には定年退職後と書きましたが、中途退職でも任意継続被保険者になることは可能です。中途退職をすると、転職先が決まってから退職する人が多いので、任意継続の制度を使わない人が大半です。もらっていた給料によっては、任意継続被保険者になったほうが保険料が高くなる可能性がありますので、任意継続か市町村で加入することができる国民健康保険に加入するか検討する時に、両方に保険料を聞いてみてから手続きをすることをおすすめします。

 

任意継続保険料の決まり方

任意継続保険料は、基本的に加入者個々の退職時の標準報酬月額によって決まります。今まで会社で負担してくれていた分も今度は自分で負担をしなくてはならないので、大雑把に言うと今までの2倍くらいの金額になります。会社と個人の負担割合は健康保険組合によって異なりますので、健康保険組合のホームページなどで調べるか、会社の健康保険を担当している方に聞いてみるのが良いと思います。また、任意継続保険料の決まり方には、もう一つルールがあって、その健康保険組合の平均額よりも高い標準報酬月額の方は、健康保険組合の平均の月額が任意継続の報酬月額となり保険料が決まります。任意継続被保険者になるには、退職後20日までに手続きをするというルールがありますので、その期間内に申し込まないと入れないことになりますので、気をつける必要があります。

 

健康保険の種類

何処かにお勤めしていると、その会社が加入している健康保険組合に自動的に加入することになります。主なものは、協会けんぽ、健康保険組合、共済組合です。基本的には協会けんぽ、企業で健保組合を作っていると、健康保険組合、公務員だと共済組合に加入することになります。企業や業界で健康保険組合を作って、独自に運営することができるので、健康保険組合は大企業に多いです。

 

健康保険組合の保険料率

協会けんぽは都道府県単位で運営をしているので、それぞれ保険料率が違います。微妙な違いでほとんど同じです。平均して給料の10%くらいです。保険料を決めるのに年に一度標準報酬月額をそれぞれ算定して、それぞれの保険料を決めています。給料が上がっていくと保険料も上がっていく仕組みです。健康保険組合の保険料率はもっと開きがあって、協会けんぽの保険料率を超えているところもあれば、裕福な健康保険組合は、給料の7%くらいというところもあります。保険料率は毎月の給料で決まりますが、ボーナスからも健康保険料が差し引かれます。ボーナスからも同じ率をかけて控除されますので、保険料率が低くても、ボーナスがたくさん出たら、その分健康保険料がかかるという仕組みです。